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戦闘システム

本作の戦闘システムはトラスト&タクティカル リニアモーションバトルシステム (TT-LMBS) と呼ばれ、従来のLMBSには無かった新要素SPが大きな特徴。SPの存在により、ただ攻撃を繰り返しているだけでは不利になる局面もあり、駆け引きが要求される。 TPとSP

テクニカルポイントとスピリッツポイント。本作の戦闘で重要な意味合いをなす2つのファクター。どちらも最大値は100で固定されており、戦闘中の行動や時間経過によって減少・回復する。味方キャラクターは敵キャラクターよりも右側にいる間、SPとTPの最大値と回復量が50%減少するため、本作では挟み撃ちは非効率的な戦法となっている。

TPは術技使用のパワーソースとなる値。前述通り、最大値が100で固定されており、レベルアップしても増えることは無い。代わりにTP軽減という要素が存在し、術技の使用に要するTPを少なくできる。また、時間経過や通常攻撃を当てることなどで回復し、時間経過による回復はTP回復という値が高いほど早くなる。SPはキャラクターの精神力や集中力を表す値。SPが一定値以下になると命中率や回避率が低下してしまい、0に近い状態で攻撃を繰り出すと逆に自分がダメージを受けてしまう。武器攻撃を繰り出したり、マジックガードやバックステップといった行動を取ることで減少し、時間経過や敵の攻撃をガードすることなどで回復する。TP同様、SP軽減、SP回復という、消費量や回復量に関係する要素が存在する。

エンチャント

術技に特殊効果を付加するシステム。セットしておけば自動発動する「アームドエンチャント」と、種類によってはSPやTPの消費が必要で、任意で発動する「アクションエンチャント」の2種類が存在し、各術技にはアームドエンチャントとアクションエンチャントを1つずつセットすることができる。

エンチャントを術技にセットするには、その術技に蓄積されたポイントをセットしたいエンチャントに割り振る必要がある。このポイントはその術技の使用回数とイコールであり、使用回数の多い術技ほどより多くのポイントを必要とする高性能なエンチャントをセットできる。

術技形態

本作の術技は、技は「特技」「奥義」の2段階、術は「下級」「中級」「上級」の三段階に分けられる。本作では全てのプレイヤーキャラクターが術と技の両方を修得するが、前衛タイプのキャラクターは術は中級までしか修得せず、逆に後衛タイプのキャラクターは技は特技までしか修得しない。

また、特定の術技からの連携でのみ発動できる術技も存在する。それには「追加特技」「秘奥義」「追加晶術」「具現結晶」の4種類があり、それぞれ特定のアクションエンチャントをセットした特技、奥義、下級・中級晶術、上級晶術から発動できる。

ナナリー以外の秘奥義は、SPが100またはそれに限りなく近くないと発動せず、発動時にそれを消費するので、通常状態では、SP付与やSP回復力や軽減力が上昇といった技巧的な方法を使わない限り、発動できない。ナナリーの秘奥義は、スピリッツブラスター状態でのみ発動する。

魔神剣、ファーストエイドといった、歴代作品の中で数多く使用できた技や術はほとんど存在しない(ただし魔神剣→蒼破刃、サイクロン→フィアフルストーム、インディグネイション→インディグネイト・ジャッジメントの様に互換性・擬似性のある術技もある)。

スピリッツブラスター

本作では敵味方問わず、キャラクターにブラスターカウントと呼ばれる非表示のパラメータが設定されている。ブラスターカウントはダメージを与えたり、ダメージを受けることなどで蓄積し、一定値以上に達したキャラクターはスピリッツブラスターという状態になる。また1人でもスピリッツブラスターになっていると、他のキャラクターはスピリッツブラスターにはならない。スピリッツブラスター中のキャラクターは敵の攻撃に仰け反らなくなるほか、SPが100で固定され減らず、TPの回復速度や術の詠唱速度が上昇するなどの恩恵を受けることができる。スピリッツブラスターは一定時間経過する他、攻撃を行う・味方に回復晶術をかける・HP以上のダメージを受けるなどで解除され、ブラスターカウントは0に戻る。

GRADEシステム

戦闘終了後、戦闘内容の良し悪しに応じてGRADEというポイントが加算(または減算)される。増減する要因は様々で、たとえば連続でコンボ・チェインを決めるなど華麗な戦いを演じればポイントが加算され、逆にメンバーが戦闘不能になるなど無様な戦いを演じると減算される。プラスおよびマイナスの上限は難易度によって異なり、難易度が高いほど増減幅も大きい。2周目以降のストーリーを始める際に「グレードショップ」という画面が現れ、ポイントを支払うことで「HP増加」「アイテムを持てる数を増やす」「持ちガルド引継ぎ」など、プレイを有利に進められるようになる。なお、有利なものだけではなく、「HP減少」「経験値半減」など、あえて不利にすることでやり込みを目指すプレイヤー用の特典も用意されている。GRADEの合計はプレイ中には見ることができず、グレードショップに入ったときにのみ確認できる。このシステムは後の作品にも適用されている。

スクリーンチャット

『テイルズ オブ ファンタジア』(PS版)で好評だったフェイスチャットが進化し、キャラクターの立ち絵を基本にまるでアニメのような会話が展開する。本作ではパターンもかなり多く、ビジュアルノベルゲーム並みのボリュームがある。ある場所で、今まで見てきたスクリーンチャットを閲覧することもできる。

しかし、PSP版でも、「スクリーンチャットのタイトルが表示されない」という点は改善されていない。